「ビジネス書」のトリセツ

著者 :
  • 徳間書店 (2009年8月1日発売)
3.24
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本棚登録 : 605
感想 : 81
4

購読しているメルマガで紹介されていました。
書かれている情報がおもしろそうだと思い、
書店で数ページ読んでみました。
“はじめに”や“10大著者”、
“ビジネス書のマトリックス”
それだけでも価値があると思い、購入。

“ビジネス書を徹底的に楽しむ方法を提案する
エンターテイメント指南書”
私のようにビジネス書の楽しさに目覚めた?ような人間に
ピッタリの情報でした☆

ビジネス書の分類的なことを試みたいと考えていましたが、
この本のマトリックスでしっかり整理されているので、
その必要性はなくなりましたね(^_^)v
インプット(読書)としたら、
アウトプット(行動、内容をまとめる)することの
重要性を確認できました!
ビジネス書の意義を伝える内容となっているので、
★4とします。


■私が共感したのは…
・ビジネス書には仕事や人生のあらゆるシチュエーションで
 役に立つ知識が書いてあるし、
 ビジネス書で身につけた知識を
 正しく仕事や人生において実践することで、
 生きるスキルがアップする。
 それどころか、
 …人生の目的を見つける方法が書いてあるビジネス書や
 人生の目的を実現するための方法が書かれたビジネス書、
 人付き合いのなんたるかを書いたものや、
 仕事の効率をアップするための本、
 会計や法律や投資の知識が学べる本、
 イラッとした時に感情をコントロールする方法から
 働く気力が起きない人にやる気を出させる本、
 朝起きられない人のために
 早起きする方法を書いた本まである。
 なんたる親切ぶりであろうか。
 親や学校の先生ですらここまで懇切丁寧には
 教えてくれないだろうと、思われるほどだ。
 (P.9〜10)

・私が本を書く理由として、
 1.世の中の人を幸せにするモノを書く
 2.世の中の失敗した人を元気にする本を書く
 3.子どもの役に立つ本を書く
 という3つを自分のポリシーとしている。(P.14)

・感銘を受けた本に出会ったならば、
 そうした本は、できれば3回読んだほうがいい。
 そうすることで、本の内容はあなたの一生モノの
 知的財産として活用できるようになる。
 (P.85)
 
・ビジネス書を読んで知識という栄養を入手したら、
 かならず日々の業務に活かし、
 仕事の筋力を鍛えるのである。
 あくまで知識を金にする、スキルアップするという
 目的のための手段としてのビジネス書であり、
 ビジネス書を読むこと自体が目的ではない。
 わかりやすくいうとインプットしたら
 必ずアウトプットもしなければ、
 消化不良を起こすか知識ばかりの
 頭でっかちな人間になってしまうのである。
 (P.105)


■私のアクション
・ビジネス書のすばらしさを多くの人に広める!

・“読書メモ”、“レビュー”を継続していく!
 
・本から得た知識を“行動”に移す!

・感銘を受けた本を、定期的に再読する。


私自身、基本的に“飽きっぽい”ので、
感銘を受けた本であっても、
繰り返し読むことはあまりしていませんでした。
でもこの本を読み、
自分の知識として定着させるために、
アウトプットや再読をすることの大切さを、
再認識できました☆

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ★★★★☆
感想投稿日 : 2009年8月30日
読了日 : 2009年8月30日
本棚登録日 : 2009年8月30日

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