そして、その日まで君を愛する (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2019年3月23日発売)
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本棚登録 : 182
感想 : 10

1990年に秩父に生まれた嵯峨愁は2002年7月1日、小学6年生の夏荒川で奇妙な声を聞き意識が飛んだ。意識が戻った時は大きな川の中で、車の事故で川に投げ出されたという。事故まで一緒にいたという同い年の従姉妹麻百合が呼びかける名前がー

◆「あの日」を読んでるから何が起きるかわかってるからおさらいと答え合わせ、て感じだったけどナツキサイドみたいなハードな事件はないし、「大人まで」だから駆け足だったな。「あの日」のラストで名前でわぁ!と思ってたけど、なるほどそーいう流れ…。

てゆーかつくづく12歳が「未来の子供」を意識するって…そんなわけないだろー、子供は子供やーと思わなくもないけど(笑)、幸せな未来が繋がっててよかった。

1回めで未来が変わってるくらいだから、「そして、」ファイルはなくなるだろけど、結局1回めまでの間に書いてたのはナツキ、ではなくてマメな方の愁の回顧録、なんだろけど「あの日」の本は「そして、」ファイルに感化されたナツキの本…。うーむパラドックス…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年8月22日
読了日 : 2019年8月22日
本棚登録日 : 2019年8月22日

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