シェイクスピアの有名な作品に関する論評集。一般向けに書かれていて読みやすい。普段なんとなく読んでいると気づかないことが事細かに論じられていて刺激的である。例えば『リア王』で、リア王のお供の人数が矛盾していることの効果が述べられている。特に太田氏の「ジュリエットの年齢」には驚かされた。14歳で結婚するのは当時でも異例の若さと考えられたらしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
英米文学
- 感想投稿日 : 2021年9月10日
- 読了日 : 2013年8月17日
- 本棚登録日 : 2013年8月17日
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