三葛館医学 491.36||DE
誰もが持っている皮膚は奥が深く、本書では、皮膚について、生理学はもちろん、心理学や社会学、物理学、古生物学、数学に至るまで、多数の文献を示しながらわかりやすく論じてくれています。皮膚を題材とした学際的な専門書であるとともに、私たちの生活へのヒントをくれる実用書でもあると言えます。
言わば、読みながら「ほんまでっか!?TV(フジテレビ)」を視ている感覚です!
「人間は触れられると、触った相手に好感を持つ傾向がある!?」
「義手も触覚を持っている!?」
「夜7時~11時の間に入浴する時、ゴシゴシ洗いすぎると皮膚の回復が遅い!?」
「メイクアップをするとストレスが減少する!?」
「ほんまでっか!?」と思いながら著者の博識さに脱帽です!
目次(新潮社サイトより抜粋)--------------------
はじめに
第1章 皮膚感覚は人間の心にどんな影響を及ぼすか
第2章 人間の皮膚ができるまで
第3章 皮膚の防御機能
第4章 表皮機能の破綻とその対策
第5章 皮膚の感覚について
第6章 皮膚が身体に発信するメッセージ
第7章 自己を生み出す皮膚感覚
第8章 彩られる皮膚
第9章 新しい皮膚のサイエンス
さいごに
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和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=65776
- 感想投稿日 : 2013年6月7日
- 本棚登録日 : 2013年6月7日
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