「患者の家族」という立場の哲学者センセーが書いた本。専門は、中世哲学、言語と論理の哲学だそうです。
この本の最大のポイントは、昨今の日本では言葉の厳密な定義もわからないまま、あいまいな理解のまま「安楽死」という言葉が使われていたのですが、それをしっかり定義している(定義・分類の仕方、範囲には異論もあるだろうけど)ということ。結局今自分はどんな事象について考えているのかということをはっきりさせてくれる本。
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教養?
- 感想投稿日 : 2005年5月12日
- 本棚登録日 : 2005年5月12日
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