littlebambさんの感想・レビュー

この一冊でよくわかる! 自治体の会計年度任用職員制度

著者 : 稲継裕昭

• 学陽書房 (2018年9月14日発売)

2020年4月1日から開始される、会計年度任用職員制度について説明した本。
地方自治体の非常勤職員は、任用根拠（特別職非常勤、一般職非常勤、臨時的任用）が自治体によりバラバラだった。規定と実態が合っていない現状があった。そこで、すごく特別な業務（顧問、統計調査員、学校医等）か、すごく臨時的な業務（常勤職員の産休代替等）以外は、一般職の会計年度任用職員にする。というのが制度の骨子。
・労働基準法が適用される。
・フルタイムとパートタイムで扱いが違う。
・いくつかの種類の手当てが支給可能になる。実際の運用は自治体の判断。
・任期は原則1年だが、再度の任用はありうる。ただし「新たな職に改めて採用」という扱い。
・地方公務員法に基づく服務や懲戒の規定が適用される。ただしパートタイムの場合、兼業禁止は適用外。

感想投稿日 : 2019年1月20日

読了日 : 2019年1月20日

本棚登録日 : 2018年12月30日