子どもの道くさ (居住福祉ブックレット)

著者 :
  • 東信堂 (2006年5月30日発売)
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本棚登録 : 65
感想 : 2
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新進気鋭の心理学者?による「子どもの道草」についての環境心理学的、発達心理学的な考察の本。最近は物騒なので、子ども達はウカウカ寄り道もしていられない情勢だが、子ども達の成長にとって「道草」という行為とそれを可能にするための環境がどれだけ大切であるか、ということが書かれている。もちろん「安全」は大事だが、そのために子ども達の成長が犠牲にされているとしたら本末転倒。道草できるような環境を作っていくのは大人たちの使命なのだろうな、と考えさせられた。
子どもの成長環境、或いはフィールドワークに関心がある人は読んでおくべき。これまでとは少し違った視点で子ども達の世界を捉えることが出来るかも。ブックレットなので薄くて簡単に読めるし。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他の学問
感想投稿日 : 2006年6月11日
読了日 : 2011年7月27日
本棚登録日 : 2006年6月11日

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