内容的には決して目新しくないけど、これを実践している人の体験だから迫力がある。
・プレッシャーの克服法を聞かれることがあるが、大きなプレッシャーを経験すれば小さなプレッシャーは克服できる。だから決して逃げるな。
・・・身もふたもないが、ぐうの音も出ない。
・相手の最善手を考える=自分にとってもっとも嫌なことを考える。易きに流れる人間の欲求に逆らう。ついつい自分に都合の良いように相手の手を考えてしまう(勝手読み)。
・不利になると乾坤一擲、大勝負の手を打ちたくなるが、現状に耐えられずに強引にいっているだけ(やぶれかぶれ)。いやらしく・しつこく耐え抜く。不利はすぐさま取り返すものではない。
・アイデアがひらめくのは会議中ではなくふとした瞬間。欧陽脩「三上」馬の上で揺られているとき、枕の上(布団の中)、厠上(トイレの中)
・負けてもともととのびのび打つのは「無責任」の裏返し。勝ち切る。勝ちにこだわる。
・相手を尊敬することが勝ちにつながる
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2017年3月22日
- 読了日 : 2017年3月22日
- 本棚登録日 : 2017年3月13日
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