とにかく難敵は「無冠詞」。aとtheの区別は比較的日本人も分かると思う(マニアックな用例は除いて…)。どういう時に要らないのか。それが難しい。本書は丁寧に解説してくれていて大変勉強になった。
ただこの手の本を読むと思い返すのはマーク・ピーターセンの古典的名著「日本人の英語」。冠詞というのは頭に付くのです。ネイティブは「waterは数えられないから…」などと後の単語から冠詞を選んでいない。もっと概念的な何かがあるはずなんだ。実際、アメリカ人も、単語が思い出せなくて「エイ、エイ...」と不定冠詞が先に出てきたり、「ディ、ディ…」と定冠詞が先に出てきていたりする。あの時彼らの頭には何が浮かんでいるのか??永遠の謎だ!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月24日
- 読了日 : 2020年1月24日
- 本棚登録日 : 2020年1月23日
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