結論から言うとめちゃくちゃ面白かった。
セピア色で描かれたような昭和っぽい雰囲気の少年期の思い出が漫画の「団地ともお」や「ちびまる子ちゃん(初期)」のようにキレのある小話になっていて、毎回オチもあり、面白かった。お母さんやばい。というかエピソード全部やばい。ドン引きしながらギリギリ笑えるって感じ。
ヒロシは1972年生まれで今年50歳らしいけど読んでいたらちびまる子(さくらももこは1965年生まれ)よりも古い話に思える。
最終話の終わり方もめちゃくちゃいいと思った。
本当にヒロシが描いたんだろうか…
文才ありすぎでは。
ヒロシは最近キャンプ動画を見るようになり、その動画のどこかで子の本のことを言っていた。それで気になって読んだんだけど…これ以外のヒロシの著書はキャンプ本しか読んだことないから、他にも著書があるなら読んでみたいなあ。
ヒロシはキャンプするだけの動画が面白いけど、ランタンの置き方にこだわったり、拾った木を使ってみたり、美的センスのある行動が意外と目立つので、デザインセンスがあるのかもと思ってたけど、、文才もあるのかな。そもそも本名が斉藤健一なのに「ヒロシです」って自己紹介始めるのがセンスある。
音楽もやってるらしいし、不器用に見えて器用なひとなのかも。でも根がいつまでも陰キャっぽいのはなぜなんだろう。ますますヒロシに興味が出てきた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2022年10月15日
- 読了日 : 2022年10月15日
- 本棚登録日 : 2022年10月15日
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