絶対音感のドレミちゃん

著者 :
  • KADOKAWA/角川マガジンズ (2014年12月3日発売)
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本棚登録 : 31
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2014年11月刊。今は「普通の音楽家」になった半生を綴ったエッセイ。「2006年2月10日、スター引退宣言日」(p.79)は一読の価値あり。

【引用メモ】
夜中につらつらと内省していたら、ふと、ある言葉が閃いたんです! その言葉とは「存在力」。自分を存在させる力。いつでもどこでも強く、意識的に、自分を存在させようとする力。堂々と社会に自分の存在を認識させる力。私の中で、この「存在力」という言葉が降りてきた瞬間、すべてが腑に落ち、納得できたのでした。「そうだ、私には、存在力が足りないんだ」と。(p.165)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2015年4月29日
読了日 : 2015年4月26日
本棚登録日 : 2015年4月26日

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