2015年6月刊。
『税務署は見ている。』の著者(元国税調査官)が書いた、税務署員と税理士の両方の視点から書かれた小説。
3つの事案が絡み合うところが面白くもあるが、正直ちょっとややこしい。
【引用メモ】
「ある特定の費用を計上しないということは、それに紐つく売り上げを除外する意図があると、そう判断されても仕方ないんですよ」。(p.80)
収入から経費を引いて、そこからさらに扶養控除や基礎控除を差し引きすると、税金を払う計算のもとになる所得金額がマイナスになる場合がある。それを「控除失格」と呼ぶ。(p.214)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年9月22日
- 読了日 : 2015年9月14日
- 本棚登録日 : 2015年9月21日
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