ペディキュアを塗ってくれたり、とれそうなボタンをつくろってくれたり、ダイヤの指輪を置いていったり、まるで昔話に出てくる良いこびとみたいなおじさんです。それでもストーカーはストーカー、いくら「愛、愛、愛、すべては愛のために」とか言っても、ダメなものはダメでしょう。「レイプされてしまった彼女を自分が守ってあげたい」という気持ちと、「いちどレイプされた女なら俺のことも受け入れてくれるはず」という気持ちは、しばしば、ごっちゃになりやすい。ストーカーだけどレイプ犯ではなかったと彼女が認めてくれただけでも、充分にハッピーエンディングだろうと、私は思いますね。
それにしても、あの切断された手と指輪は結局どうなったの?とか、彼女がつれてたでかい犬は番犬じゃなかったのか?とか、彼女は疑ってなかったのに、警察はなぜ彼をマークしてたんだろう? とか、いろいろと気になることが多いなあ・・・
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- 感想投稿日 : 2012年1月24日
- 読了日 : 2012年1月21日
- 本棚登録日 : 2012年1月24日
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