心理的探偵法によって推理をするファイロ・ヴァンスの2作目です。
トリックは当時は真新しいものだったのでしょうが、今はもう使い古された感があります。
途中でトリックに気づく人も少なくないと思います。
ですが、物語の運び方は非常に上手いです。
ポーカーをして心理分析によって犯人を突き止めるというのが面白いです。
物語では最後の最後まで犯人は分かりませんし、いざ犯人が分かっても肝心のトリックが分からないまま終わりを迎えようとしますが、ラストにはトリックはちゃんと解明されます。
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- 感想投稿日 : 2008年2月1日
- 読了日 : 2008年1月2日
- 本棚登録日 : 2008年1月2日
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