壇蜜日記 (文春文庫 た 92-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年10月10日発売)
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本棚登録 : 1150
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無性にひかれて手に取る。あぁ、もう、表紙の絵の黒髪に赤いリップ。そして、片隅に落ちたセクシーな物体でドキドキしてしまう。猫と魚をこよなく愛し、睡魔の神を肩に乗せ、壇蜜さんは、今日も日記を書く。時に客観的に、時に自虐的に。リアリストでもありドリーマーでもある変幻自在な女性だ。いっそ、世間の全ての事を忘れ、彼女に愛でられる猫になりたいと願ってしまう。この日記はパソコンやスマホ、タブレットは似合わない。重厚感のある木の机に座り、万年筆で書いて欲しい。そして、書いた日記をあの甘やかな声で読み上げて欲しくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2017年2月10日
読了日 : 2017年2月10日
本棚登録日 : 2017年2月10日

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