これはもう大傑作である。
かのジェームズ・キャメロンがタイタニックで来日した時に
ベイブリッジを観て「あの爆破された橋か!」と大興奮した逸話をもつ
世界に影響を与えている作品。
前作に比べてレイバーの戦闘シーンもグッと抑えられ、
戦争という我々日本人にとって、一番遠い存在、
そして一番忘れてはいけない悲劇、惨劇をテーマに物語は進む。
戦争という仮想の中のものが現実へと変わっていく瞬間。
これほどまでに恐怖を感じる瞬間はないであろうし、
これから先決して体験したくない瞬間である。
これは現代へ発せられ警鐘である。
例え外交の最終手段として存在する戦争であっても、
人間として忘れてはいけないものがこの作品には詰まっている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2012年10月29日
- 読了日 : 2012年10月28日
- 本棚登録日 : 2012年10月29日
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