フラナリー・オコナー全短篇〈上〉 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房 (2009年3月10日発売)
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感想 : 22

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『キリスト教を下敷きに、残酷なイメージとユーモアのまじりあう独特の世界を作り出した短篇の名手、F・オコナー。個人全訳。

フラナリー・オコナーは難病に苦しみながらも39歳で亡くなるまで精力的に書き続けた。その残酷なまでの筆力と冷徹な観察眼は、人間の奥底にある醜さと希望を描き出す。キリスト教精神を下敷きに簡潔な文体で書かれたその作品は、鮮烈なイメージとユーモアのまじった独特の世界を作る。個人全訳による全短篇。上巻は短篇集『善人はなかなかいない』と初期作品を収録。』(「筑摩書房」サイトより▽)
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480425911/

目次
善人はなかなかいない/河/生きのこるために/不意打ちの幸運/聖霊のやどる宮/人造黒人/火の中の輪/旧敵との出逢い/田舎の善人/強制追放者/ゼラニウム/床屋/オオヤマネコ/収穫/七面鳥/列車

著者:フラナリー・オコナー (Flannery O'Connor )
訳者:横山 貞子
出版社 ‏: ‎筑摩書房
文庫 ‏: ‎442ページ

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 短篇
感想投稿日 : 2022年1月22日
本棚登録日 : 2022年1月22日

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