43冊目『プリンシプルのない日本』(白州次郎 著、2006年6月、新潮社)
GHQから「従順ならざる唯一の日本人」と呼ばれたと伝えられている男、元終戦連絡中央事務局次長の白州次郎が.、1951年から1969年までの間に発表したエッセイをまとめたもの。
「プリンシプル」=原則に基づく行動を是とした白州が、暗愚な為政者や乞食根性に染まった日本人の精神性をバッサバッサと叩き切る。
歯に衣着せぬ彼の言葉は、民主主義が機能不全に陥っている現代にこそより強く響く。
〈人を殺して、いいことなんかないよ、ほんとに〉
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2024年3月31日
- 読了日 : 2024年3月31日
- 本棚登録日 : 2024年3月19日
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