その妻 (中公文庫 あ 61-7)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年6月23日発売)
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本棚登録 : 138
感想 : 28
1

この作家の小説はアタリハズレの差が大きい。

この小説は、ミステリでもサスペンスでもない(だってハラハラもドキドキも謎解きもなんにもないもん)、ただ「変わった夫婦」の話が書かれてるだけで、オチもまーったくなんにも意外性がないし、キャラクター性すら最後まで一貫しないし、ちょっとがっかり感がありすぎた。

主人公も主人公の夫もモナミさんも、なんかただ「?」っていうヘンすぎる人たちだから、ヘンな人たちがヘンなことした、っていう話なので、部外者(読者)は、「はいはい、勝手にやっててー」で終わっちゃう。
っていうか、この人たち、ひたすらきもちわるいよー。
それだけ。

主人公の職場のエピソードなんかは、まるまるなくていいよね?

うーん。うーん。うーん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本小説
感想投稿日 : 2017年10月29日
読了日 : 2017年10月
本棚登録日 : 2017年10月29日

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