星は歌う 6 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2009年9月18日発売)
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本棚登録 : 561
感想 : 20
4

んー、暗い…。笑

今巻は、聖ちゃんが静先生を好きになった理由とかも明かされて、色々な面で聖ちゃんメインな気がする。
聖ちゃんはサクヤを守ることだけに必死っていうか…だから彼女はある部分では間違ってないという見方もアリかな?とは思う。
実際誰一人として聖ちゃんを責めてるわけじゃないだろうし。でも本人にとってはやっぱりどこか後ろ暗いから、相手を攻撃しちゃうのかなと。

よく考えたら名前が似てるサクヤと桜!!(今更気づいたんかーい!笑)
サクヤもまた、両親のことでいろいろと抱えていて…不幸って言い方はしたくないけど、まぁ桜と似たような境遇っていうか。
でも、“優しい世界”を「そんな世界はファンタジー(幻想)だよ、ぜんぶぜんぶ夢(妄想)だよ」と思ってる桜と、どんな痛みにあっても「優しい世界は確かにある」って信じてるサクヤとでは、いきつくところは違うんじゃないかなと思う。

「距離をとったりしない 側にいる 過去がどうあれ彼を独りにはしたくない またこの世界に独り置いていったりしたくない」ってサクヤの気持ち…泣かせるわー。
“聖ちゃんのがサクヤの側にいる理由=サクヤが千広くんの側にいたい理由”だと分かった聖ちゃん。ちゃんと千広くんに謝れてよかった☆

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画 / 少女マンガ
感想投稿日 : 2022年12月25日
読了日 : 2009年12月6日
本棚登録日 : 2012年9月24日

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