いまさらですがソ連邦

  • 三才ブックス (2018年10月4日発売)
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感想 : 12
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速水螺旋人さんが好きなので購入。もう一人の津久田重吾さんは「国境のエミーリャ」の監修の方でした。

ソ連というと、アメリカの敵という立ち位置で多くのフィクション・エンタメで常に敵対する立場に置かれている、というのが刷り込まれたイメージ。それはもう、世代的なものなのかもしれないです。
ただ、そのイメージ以外に何があるのか、何を思い浮かべるのかと言われると???な国です。

スペツナズナイフ?KGB?コマンドサンボ?ザンギエフ?

オタクだなあと言わんばかりです。ま、それはソ連に限ったことではなく、むしろ自国である日本ですら、知らない分野は多くあると思います。興味のあるジャンルはそれなりに知っていても、それ以外はどうしても食指が動きづらい。

謎に包まれた巨大な敵国・ソ連、というイメージ。それを乗り越えた先にある魅力的なソ連に近づく為の入門書だと思って購入しました。

スターリン、フルシチョフ、ブレジネフ、ゴルバチョフ。
それぞれの指導者のエピソードだけでも、十分に興味深い。これはまた、知りたい欲に新たな地平が現れてしまったものです。

そもそも、「大砲とスタンプ」で速水螺旋人との出会いがあったからこそ、ソ連への興味は生まれたのかもしれない。「靴ずれ戦線」はいいぞ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年7月23日
読了日 : 2023年7月23日
本棚登録日 : 2023年7月23日

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