食卓の上にこの本を置いていたら息子に『すごい本読んでるな』と言われました笑
確かになんというストレートなタイトル!もう少しオブラートに包んでもよかったのでは笑
主人公の澄子(58)は離婚したくてしたくて仕方がないのです。でも、パート勤めの自分が一人で生活していけるのか、田舎の狭い町で噂が広がり世間体が悪いのではないか、と延々悩み続けます。もうまるまる一冊澄子がグチグチグチグチ悩んでるのです。
そして度々開かれる女子会でも、みーんな旦那の悪口を延々グチグチグチグチと言っているのです。
‥‥もうウンザリだよ‥‥なんて私は思いません!リアルすぎて面白すぎます!
よくもまあ、ここまで赤裸々に書いちゃいましたね、垣谷さん。
世の旦那たちよ!この本を読んで妻の不満に気付くがいい!文句があるなら夫目線の同じような小説を書いてくれ!それも面白おかしく読もうじゃないか!
この本を読み終わっていない時に、実は姪っ子の結婚式に参列したのです。こんな本を読んでいる叔母でごめんよ‥‥
でも、でも、あまりにも素晴らしい披露宴で何度も涙してしまいました。
私にもあんな日があったのかもしれない。そして今はこんな本を読んで『わかる!わかる!』なんて言ってるかもしれない。
けれど、やっぱり目の前の新郎新婦の気持ちは本物だ。強い愛情で結ばれている。長年連れ添えば関係に変化はあるかもしれないけど、でも結婚って悪いもんじゃないよ。心からおめでとう!と思いました。ま、人それぞれだけどね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年12月4日
- 読了日 : 2022年12月4日
- 本棚登録日 : 2022年12月4日
みんなの感想をみる
コメント 2件
ぐぅこさんのコメント
2022/12/08
こっとんさんのコメント
2022/12/08