ゲームはメタルギアソリッド2、3を15年くらい前にクリア済み(だから内容はうる覚え&ストーリーをあまり理解してなかった)
ノベライズは最近、1,2,3と続けて読み、本作に至る。
2、3についてはゲームをやったこともあり、当時のプレイの興奮と当時理解しきれなかったストーリー、背景の理解が進む興奮で一気に読んでしまったが、本作は小説としての完成度(文章、内容ともに虐殺器官を思い起こさせる)に興奮して、気づいたら読了していた。
おそらくゲームをプレイしているだけでは気づかない(そこまで上手じゃなく、クリアするだけで一生懸命になっちゃうから)、濃密なストーリーをたっぷり堪能できるのはメタルギアの20年来のファンであり自身も優れたSF作家である伊藤計劃だからこそかな。
そしてあとがきに痺れ、小島秀夫のインタビュー内容で泣く。
私にとってこれは書架のど真ん中に鎮座する小説です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年2月5日
- 読了日 : 2021年2月4日
- 本棚登録日 : 2021年2月4日
みんなの感想をみる