銀河鉄道999 (2) (少年画報社文庫 1-2)

著者 :
  • 少年画報社 (1994年5月1日発売)
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本棚登録 : 216
感想 : 11
5

繰り返し何度もアニメで見た「化石の戦士」が思い出深い。漫画では描かれていない、化石の戦士の無念。美しい化石の女性は恋人で、ずっと一人で守り続けてきた。このやるせなさ。報われなさ。人生って、頑張ってもどうにもならないことあるんだねといやがおうにも思い知らされた。今回、「化石化ガスーン」ではなく、「化石化ガス雲」と衝撃。耳で聞く言葉は強烈に脳に焼き付いて思い込みを強化する!
他、好奇心は猫を殺すことを学んだ「好奇心という名の星」。人の価値観は単一ではないと気づいた「ヤミヤミの姉妹」。「重力の底の墓場」は一風変わったホラーミステリーテイストで、ここでサルガッソーという言葉を初めて知った。
これでまだ2巻とは、語り尽くせない…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年11月13日
読了日 : 2023年11月13日
本棚登録日 : 2023年11月13日

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