戦争は女の顔をしていない 1 (単行本コミックス)

著者 :
制作 : スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 
  • KADOKAWA (2020年1月27日発売)
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本棚登録 : 427
感想 : 37
3

図書館にて。
「100分で名著」でこの本が取り上げられていたと知り、ぜひ読んでみたいと思っていたが、どうも読み切れるとは思えずコミック版を借りてみた。

戦争に対する関わり方が、日本とロシアとでは違うなと思った。
「戦争が始まったからには私も役に立つべきだった」と書かれている。
戦地に積極的に向かう姿勢は良くも悪くも文化の違いを思った。
日本のような男尊女卑の顕著な国と違い、女性が誇りをもって戦い、平等じゃないにしてもきちんと評価されたり尊重され、ましてや性的に搾取されたりはしないんだなと、うっすら思った。

戦争は反対だ。
でも日常が戦争になってしまったら、その中で生きていくしかない。
今戦争状態になっているロシアの人々は、ウクライナの人々はどうしているのだろう。
私たちはいろんな世界を知らなければならない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2022年11月4日
読了日 : 2022年11月4日
本棚登録日 : 2022年11月4日

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