良書でした。子どもの頃、「なんで勉強するんだろう」と考えたことがある人は多くいると思います。この本は、それに真理に近いことが記されていると思います。
教育は歴史的な背景からも、今までは『どう教えるか』ということが重要視されていたようです。
ですが、本当に大切なのは子どもたちが『どう学んでいくか』『どう学びを育てるか』ということだと。それに重点を置かなくてはならない。
本書の切り口で、初めからぐっと掴まれました。
堅苦しい題名なのに、一つ一つ章にわかれており、そこから短い章にさらに分かれているので、少しずつ読みやすく、わかりやすく読むことができます。
学生さんでも読んで損はないと思います。自分がどのように学ばされるのか?どう学んでいけばいいのか?そんなことのヒントになりそうです(^O^)
『学び』とは何か?ということから、「教養」という大切な学びや読書の大切さなど、この本の議題から、私はまさにたくさんのことを学ぶことができました。
特にデジタル化が進む中で、大切な教育の部分というのをしっかりと述べられており、どれも納得できるものでした。
中には早期(幼児)からの教育はどんな効果があるのか、子どもたちへの学びを支えるためにどうしたらいいか?そんなことを筆者と一緒に考えていくので、子どもと関わる環境にある方は特に、ためになると思います。
2021年に発行された最近のものなので、より心強い一冊かと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月7日
- 読了日 : 2024年2月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月29日
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