巣の候補地や蜜のありかを示す尻振りダンスがどのように表現されるかなど、実験のプロセスまで含めてかなり詳しく書いてある。
人間の脳が、細胞それぞれがミツバチの個体とみなして、ミツバチの群全体としての意思決定プロセスに似ているというところが面白い。ミツバチの個体はある外界の刺激に対して機械的に反応するだけなのだが、群全体としては複雑な意思決定を行っているということである。
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カテゴリ:
脳科学
- 感想投稿日 : 2014年6月14日
- 読了日 : 2014年6月14日
- 本棚登録日 : 2013年11月26日
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