洗脳護身術: 日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放

著者 :
  • 三才ブックス (2003年10月1日発売)
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本棚登録 : 245
感想 : 19
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題名をみると少し引いてしまうような感じですが、読み終わってみて内容が危ないとは思いませんでした。
こういった題材の本は今まで怖くて読みませんでしたが脳科学の分野は大分進んでいるという噂は本当だったんだなと思える物でした。

脳のどの部分の・・・と具体的に詳しく触れている部分は専門にやられている人でないと理解は難しいかなと思いましたが、それ以外のところは初心者でもわかるように簡単な言葉でかかれているし、重要な用語などは文章中で説明があったりなど私でも苦労せずに読む事ができました。

著者がこの本を書くきっかけになったイラク戦争については私もかなり疑問の残るものでした。なんてばかな事をするんだと思われた方は言わないだけでかなり多いのではないでしょうか。あの戦争に矛盾や疑問を感じた方、日常でも集団になった人の価値観の変化に疑問を感じる事がある方は読んで損のない本だと思います。
多少著者の主観が入っているところもありますが読み手側でその辺は調整して自分に必要な内容を読みとけば良いと思います。

護身術については全く経験のない方には少し大変かもしれないと思いました。呼吸法には少しやってみたいと思いましたが、出来るかどうかは自信がないです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年11月5日
読了日 : 2010年11月5日
本棚登録日 : 2010年10月17日

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