アラフォー賢者の異世界生活日記 6 (MFブックス)

著者 :
  • KADOKAWA (2018年4月25日発売)
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感想 : 4
5

実習から帰還したゼロスやツヴェイトに日常が戻って来ました。

が、エロムラがツヴェイトに仕事の斡旋を頼みに行くと、ツヴェイト暗殺を目論んでいたサムトロールが逆恨みとばかりにツヴェイトを襲撃しに来ることに。

しかし、サムトロールはレベル100以下、一方ツヴェイトはもうすぐレベル200、エロムラに至ってはレベル600超えなので、多少強化薬を使ったところでサムトロールが勝てる道理もなく、あっさり撃退。

一方、ゼロスは教会の子どもたちに頼まれて実戦訓練へ行くことに。保護者としてルーセリアも付いてきて、宿ではなぜかゼロスとルーセリアが相部屋で、ラブコメイベントが発動することに。

子どもたちは数日狩りを行い、実戦経験を得て、レベルがあったり、人の死を間近で経験したりして、ちょっとは成長出来ました。

帰宅時に途中で野営をしていると、「勇者」が登場。ゼロスがハッタリ交えていろいろ勇者や神官に世界の秘密をバラしまくって、勇者たちの立場が危うくなりかけたりするも、一応なかったことにして帰還することになったところで、6巻は終了。

6巻のメインパートは、子どもたちの狩りですね。コッコたちと一緒に分散して狩りに行ったり、全員揃って狩りに行ったり。

セレスティーナとミスカ関連のネタが楽しいです。豊胸剤の話やミスカとデルサシスの関係など、漫才パートになっていて、ある種癒やしです。とは言え、最初の方なので、陰惨な話の前に癒やしが来ても効果が微妙です。

ゼロスの無双っぷりはどの巻でも同じなのですが、子どもたちをしっかり教育するとか厳しい面がかなり出てきますね。...毎回誰かしらに厳しい面を向けている気がしないでもないですが。今回は勇者にも厳しい話しまくりでしたしね。

今回のメインは子どもたちなのですが、いろいろおかしいです。最初からおかしかったのが、ゼロスやコッコたちに鍛えられて、更にゼロス製の装備品を手に入れたので、更におかしくなりました。カイが肉に執着するのは変わりませんけどね。

毎度、読みやすく楽しい作品で、一気に読んでしまいますね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2023年10月13日
読了日 : 2023年10月13日
本棚登録日 : 2023年10月13日

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