コミュニティデザインの源流 イギリス篇

著者 :
  • 太田出版 (2016年4月23日発売)
3.89
  • (6)
  • (6)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 130
感想 : 10
3

面白かった言葉。

彼らの良い点は単体で引き出されるのではなく、欠点とともに引き出される。

-いたって当然だが、これを前提に失敗をしながらも、態度が変わり、工夫が生まれるのを待てる人というのは魅力的。

仕事のなかに喜びを見つけようとすると、分業という働き方は弊害になる。作業の断片化されると、途中で創造的な工夫をするのが難しくなる。

-働き方改革や人不足で、分業化が進んでいるようにも思える。喜びを見つけられる仕事は自ら考え、求めないと手に入らないと思った。

労働者が裕福な人に対して怒っているのは、もらえるお金が少ないということではない。お金をもらうための仕事に喜びがまったくないということが問題なのである。

-目から鱗。喜びを得られる仕事ができる環境を整え、モチベーションアップが大事で、賃金を上げる事が根本の解決にはならないことを思い知った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月7日
読了日 : 2019年12月7日
本棚登録日 : 2019年12月7日

みんなの感想をみる

コメント 1件

やまさんのコメント
2019/12/08

なりすけさん

おはようございます。
『NHKスペシャル 失われた文明 インカ』への、いいね!有難う御座います。
NHKスペシャル 失われた文明 インカは、皆様のレビューを見て図書館に予約したものです。
字が小さくて読むのに時間がかかりましたが、インカの素晴らしさが本を読み終わっても、まだ残っています。
次は、『NHKスペシャル 失われた文明 マヤ』を読みたいのですが、予約が付いている本がまだ有るため読めていません。
読むのが楽しみです。

やま

ツイートする