とびっきりおしゃれな80年代が詰まってる作品でした。
主人公アレックスがかわいい!
好きな人の事になると激情型で怒ると物投げるしかなり激しいので、およよ!ってなったけど、笑顔がとびっきりキュートなヒロインでした。
夢を手にする一歩手前になるとなぜか尻込みしてしまう。
チャンスが目の前に来るとそれをモノに出来ない時の事を思って前に進めないアレックスの気持ちは、自分もそうだからすごくわかる。
だからニックが言った
「夢を捨てるのは、死んだのと同じだ。」
って言葉はとっても痛かったな。
有名なラストのダンスシーン。
アレックスが震えた手でレコードの針を落とすのはなんだかドキドキ。
このシーンの緊張感は今の音楽データで音を出す時代じゃうまく表現できないんだろうな。
シンセの音が効いた80年代の音楽やファッションと小粋な会話が全部センスが良くてこの時代の作品も結構素敵だなと改めて思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月31日
- 読了日 : 2017年8月31日
- 本棚登録日 : 2017年8月31日
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