青葉の気持ちが信じられず、思わず藤紫を頼った桜姫だが、青葉の本心に触れ素直な心を取り戻す。
一方、青葉がずっと背負ってきた重大な秘密が明らかになり、桜姫はその運命を共に背負おうと決意して…。
その場その場のシーンだけをみればまぁまぁ読める…んですが、えっと、何ていうかこう、初期設定どこ行った?みたいな展開にちょっと理解が追いつかなくなってきたり。
特に今巻の目玉の一つである青葉の秘密。
この話だけを見れば悲しい過去、辛い宿命というのは伝わるし、切ない展開だと共感も出来ます。
けど、一巻から通してみた時に明らかな矛盾が見えてくるからコメントしにくい。
というか一個前くらいの巻では意気揚々としてましたよね?って突っ込みたくなる。
あの時点ではどう見てもこんな隠された事情がある様には見えなかったし、夜這いにこれなかったのも百合姫の件が出てきたせいだったよね…?とか。
あと後半の瑠璃条と疾風の話もそんな感じのひっかかりが先に立ってしまう感じで。
これもここだけを見るならわりと好みな展開なのですが、前からの繋がりを見ると瑠璃条キャラ変わり過ぎ…とか違和感しか感じないかなぁ。
まぁ最後でアレな展開になってるんで全部油断させる演技でしたってんならいいけど。
てかこれでマジだったら巻末の4コマの琥珀とのいちゃつきは一体…ということに。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2012年4月19日
- 読了日 : 2012年4月19日
- 本棚登録日 : 2012年4月19日
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