高華国の王位を狙うカン・スジンは、この時を待っていた。
火の部族長スジが反旗を翻し、新王スウォンに迫る。
両軍が激突する戦場の渦中へ、ヨナ達は…!?
火の部族編、決着! ハクとヨナの出会いを描いた書き下ろし「雷獣」も収録。
珍しく表紙がヨナ不在で、メインではないオッサン達という異色の13巻。内容的には致し方ないのか。
スジン将軍の野望はスウォンの対抗策の前に破れちゃったわけだけど、あの人も野心だけってわけじゃないのが切ないところ。ちゃんと息子達のことを思っているからってのが辛いし、息子二人にあそこまで悲しんでもらえるだけの父親だったのだと思うと、実にやるせない。
これからは兄弟力併せて火の部族を盛り上げていって欲しいところ。
ヨナ達は完全に裏方で後方支援だったけど、うっかりスウォン達に鉢合わせしちゃってどうなるかと思った。何も見なかった事にしてくれるグンテさんはいい人。
最後の客引きの話はいい閑話休題でほっこりさせられた。
ヨナは合間のギャグ回が平和で好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2016年3月16日
- 読了日 : 2016年2月25日
- 本棚登録日 : 2016年2月25日
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