夢子はその狂気により、桃喰綺羅莉と惹かれ合う。生徒会書記・五十嵐清華にとってそれは耐えられない屈辱だった。何よりも理を重んじる女、清華は夢子にギャンブルを挑む。すべては綺羅莉への忠誠ゆえに。――そして学園はひとつの時代を終える。美少女たちの学園賭博譚、理外の理を追う第6巻。
前回に引き続いての勝負は生徒会の秘書みたいな五十嵐さん。
五十嵐さんはだいぶ予想していたとおり、重度の会長ラブのようだな。
それにしてもこの学園、あんな大仰な造りの塔を会長の意向でしれっと建てちゃう辺り本当に何でもありだな。
塔の問題は悉くさっぱりすぎてもう諦めてたけど、実は塔が回転してんじゃないかなって推理は当たったので嬉しい。おかげで最後に夢子が逆転してた時も違和感なかった。
五十嵐さん、結局生きる希望を無くしたけど改めて会長に拾ってもらえてハッピーエンドで良かったね。でもさすがにあの高さで落ちたらマット程度じゃどうにもならないと思うけどね。
最後にまたキャラクターがぐわっと増えたのも気がかりだけど、さりげに会長の制服がライブ会場と塔で違うのが気になった。ただの着替え? それとも入れ替わりとかの伏線?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月27日
- 読了日 : 2017年8月27日
- 本棚登録日 : 2017年8月27日
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