初巻から通して、カバーを使った演出が見事。
こういう楽しみはやはり紙書籍ならではだなぁと思います。
ミスリードであれ、思い過ごしであれという
望みも虚しく、トホマの心の闇に光差すことは叶わず、
どうしようもない決定的な亀裂がふたりに訪れる。
戦争は続き、自分にとっては哀しみでしかない経験を
「英雄」の業としてもてはやされることになるウルナ。
理解し、寄り添ってくれる人々も、
ウルナの人気を利用しようとする人々も、
ともにウルナを追い詰めていくことになる哀しさ。
次巻、完結。彼女の想いはどこへ向かうのか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2019年3月22日
- 読了日 : 2019年3月22日
- 本棚登録日 : 2019年3月22日
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