ゴールデンカムイ 9 (ヤングジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2016年11月18日発売)
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江渡貝の家で、杉元の一行、尾形、土方、長倉、牛山、家永が一同に会しているところを、二階堂たちが襲う。屋敷には火が放たれる。樺戸監獄に収監されている熊倉という贋作画家を訪ねに現地で落ち合う約束をして土方と家永は別れる。熊倉なら偽の入れ墨を見抜く方法を知っていると考えたからである。

白石が脱獄王となった経緯が明らかにされる。熊倉の描いた修道女の絵に一目ぼれしてしまい、彼女を探して北海道各地の監獄を巡っては収監され、脱獄の繰り返しだったのだ。白石のキャラがどんどん立っていく。

杉元の一行は、樺戸の近くのアイヌの村を訪れるが様子が変だ。この村は、脱獄囚たちが乗っ取り、変装して偽札づくりに励んでいたのである。熊倉もここに暮らしていたが、正体を見抜いた杉元達と囚人たちに戦いが始まり、熊倉もその巻き添えになって死んでしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2022年9月14日
読了日 : 2022年9月14日
本棚登録日 : 2022年9月14日

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