圧巻としかいいようがない最終巻。
こんな着地点が待っていたなんて・・・不純な動機で読み始めた1巻の頃から、自分を取り巻く環境・そして心境が大きく変化していたこともあり、登場人物たちのひとつひとつの決断に、静かに共感することができた。
死ぬこと、去ること
生きること、残ること
この先何度となく訪れるその意味を考えなくてはならない時、この作品を思い出すことになるだろうな。
大事な人を喪った今の私には、無常の先頭を走り続けることを選んだ節子さんの姿が、とても尊く見えました。
心から、出会えて良かったと思える作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
まんが
- 感想投稿日 : 2015年2月18日
- 読了日 : 2014年12月17日
- 本棚登録日 : 2014年10月31日
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