学校の日本の歴史の授業では、近現代史に到達するまえに、授業が終わって、のこりは自習ということになっていた。なので、その辺のところは、とても表面的なところでしか知らなかったわけだが、最近、この辺りのところに関心があって、学習中。
この本は、最新の研究成果をまとめて、これまでの通説的な理解を塗り替える、みたいな位置付けなんだけど、なまじこれまで学んでないので、へ〜、そうなんだという感じで、あまり驚きはなかった。(笑)
歴史というものは、そんなに単純な因果関係で理解できるようなものではない、ということがよくわかるな〜。
もし自分がこの時代で、しかるべき立場にいたとするならば、どんなことを思って、どんな判断をするだろう?多分、同じようなことを考えてしまっただろうな〜と思う。
だれが悪いわけでもないのだが、いろいろやっているうちに、そんなことになってしまう、という実に日本的な空気感があって、痛いところ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年11月22日
- 読了日 : 2021年11月22日
- 本棚登録日 : 2021年11月22日
みんなの感想をみる