小禄の幕臣太田直次郎→寝ぼけ先生→大田南畝→蜀山人と75歳になるまで狂歌・狂詩を綴った文化人の生涯を綴っている1冊。狂歌はその時代の文化を知らないとわからないので、面白さを理解するのは難しい。
なかには「昨日まで ひとが死ぬると思いしが 俺が死ぬとは こいつはたまらん」「山里は 冬ぞさびしさ まさりける 矢張り市中が にぎやかでよい」「世の中に 絶えて女のなかりせば おとこの心 のどけからまし」なんていうのは時代を超えてます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
江戸文化
- 感想投稿日 : 2015年3月2日
- 読了日 : 2015年1月31日
- 本棚登録日 : 2015年3月2日
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