経理一筋38年の筆者が、「日本の経理・財務」について綴った本。
日本における経理に対する考え方が、サブプライム問題などに代表される金融問題へのワクチンに成り得ると考え、その為にはどのようなスタンスで仕事に取り組めばいいか・どんな役割を意識すべきかを綴っている。
「参画」と「バックアップ」というキーワードを基に、あくまで後方支援を中心に据えつつ、財産保護こそが重要とのこと。
さらに経理と財務の違い、決算書の読み方などの基本的な解説に加え、現会計制度(IFRS含む)の問題点への指摘など読み応えがある内容になっている
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
会計・ファイナンス
- 感想投稿日 : 2014年4月17日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年4月17日
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