偶然屋 (小学館文庫 な 32-1)

著者 :
  • 小学館 (2018年10月5日発売)
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本棚登録 : 594
感想 : 61
3

面白かった
いわゆる陰謀モノを連想します。それが身近で起こるのが偶然屋という感じ!
全てが仕組まれているのでは?
という設定が面白い!
そして、この偶然屋という職業設定が良いですね。

弁護士試験に挫折した主人公里美が就職した先は偶然屋!
「アクシデントディレクタ」として、社長の油炭と女子中学生のクロエの3人でクライアントのために様々な偶然を仕込んでいきます。

そんな3人が大きな流れに巻き込まれていくという展開!
途中、途中で設定が変わって、登場人物が変わってしまい、どういうこと?
と思っていたら、最後はなるほどと全部つながりました。
まさに陰謀モノと思われる展開へ!

エンターテイメントとして楽しめます。
続編があるようなので、これまた期待します。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2023年8月22日
読了日 : 2023年8月22日
本棚登録日 : 2023年8月22日

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