実際のTEDのスピーチをベースとしたプレゼン(スピーチ)のノウハウ集
よいプレゼン、人を引き込むようなスピーチに使われているTIPSをたくさん解説してくれています。
かなり、細かに実践的なものが多いです。
プレゼンにしてもスピーチにしても相手にきちんと思いを伝えることはとても重要。
本書ではスピーチの目的として
「聴き手にものの見方を変えさせる、あるいは行動を起こす気にさせる」
としています。
そのためには論理的な事実と感情に訴えかけるストーリがポイントとのこと。
また、実際のTIPSとしては
「何のためにするかを最初に、何をするかは最後に語る」(サイモンのゴールデンサークル)
「聴衆がもっとも注意を傾けているのは、最初の10秒から20秒間」
「キャッチフレーズは最低3回は繰り返す」
「現状ー問題提起ー解決策のスピーチ構造が効果的」
「小学6年生が理解できるレベルの言葉をつかう」
「最低3回はスピーチの練習」
などなど、さまざまなTIPSを上げるとともに、プレゼンの準備段階からその当日までの流れの中で何をすべきかを語っています。
さらに本書の面白いところは
「やっちゃだめなこと」
を具体的に書き下しています
オープニングでやってはいけないこと
引用から始める事
ジョークで始める事
聴衆を攻撃するような言葉から始める事
クロージングでやっていはいけないこと
読書感想文的なまとめをすること
最後に新たな材料をだすこと
などなど。
そんなわけで、いわゆるプレゼンノウハウ集とはちょっと違う視点でのTIPS集になります。
また、筆者がお勧めするTEDスピーチも紹介されているので、これまた見たいと思います。
最後に、
本書でも紹介されていたサイモンのゴールデンサークル!
Why-How-What
実践しないと...
- 感想投稿日 : 2017年1月29日
- 読了日 : 2017年1月29日
- 本棚登録日 : 2017年1月29日
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