植物図鑑 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2013年1月11日発売)
4.10
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本棚登録 : 29403
感想 : 2110
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植物図鑑というより野草レシピ図鑑(笑)
道草恋愛小説とのこと。

ストーリとしては、
ある日、さやかが道で拾った?イケメンの樹。
家事万能、料理万能の樹と、さやかの風変わりな同棲生活。
しかし樹は何かしら含みがある青年。
そんな二人は、週末になると野草を取りに行き、おいしく料理して食べるという設定。
二人の距離は徐々に縮まっていくも、樹のアルバイト先の女性への嫉妬からけんかしてしまう二人。
しかし、そこから一気に二人はお互いの気持ちを理解しあいます。
しかししかし、ある日突然、樹は出て行ってしまいます。
樹はどこに行ってしまったのか?
二人はどうなる?
という展開

二人のホンワカした会話がほのぼの
野草を料理法はすごーく有用ですが、自分では料理しないしなぁ

本書を通して、昔の苦い経験を思い出しました。
遠い昔、ママが、土筆の佃煮を作ってくれた時、一人でぜんぶ食べてちゃったこと。
本書を読むと、土筆の佃煮って作るのとても大変な作業だったんですね。それを、独り占めして食べてしまいました。
本書を読んで、土筆の下ごしらえって大変だったことがわかりました。ママ独り占めして食べちゃってごめんなさい。
ありがとね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年12月26日
読了日 : 2021年12月26日
本棚登録日 : 2021年12月26日

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