時は2019年。テレビ局の報道局に所属していたが、ある事件をきっかけにイベント事業部に異動となった主人公守谷。
イベント事業部で同僚となった吾妻と、吾妻が所持する一枚の魅力的な絵で展覧会を開催する事を計画。
展覧会の開催には作者の許可が必要。
しかし、作者は1960年大晦日に行方不明となり、作者の兄も1960年の大晦日に焼死体として発見される。
展覧会の開催の為に守谷と吾妻が、行方不明と死の真相解明に乗り出す。
が物語のあらすじです。
443ページと重厚感がありますが、読み易く、徐々に物語の真相に迫っていく流れに引き込まれました。
戦争、障害、家族といったテーマを一つ一つ丁寧に描かれており、一冊の本なのに何冊も読んだかの様な満足感がありました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月12日
- 読了日 : 2023年12月12日
- 本棚登録日 : 2023年12月12日
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