読み終わって、この中で出てくる「俠の精神」は自分にあるだろうか、否、ないだろうなと思った。
内容構成は、前半は歴史上の俠についての話、後半は物語世界の俠についての話。自分が知っている話で言えば、前半は「史記」「刺客列伝」「三国志」で、後半は「水滸伝」。
「俠の精神」とは、異常なまでに義理人情に厚く、正義心(個人的な正義の場合もある)にあふれて行動することのようだ。
話によっては、極端な捉え方による行動だなと感じるものもあるが、
「義を見て為さざるは勇無き也」等をモットーに「弱きを助け強きを挫く」を実践するところは、見習うべきところがあるなと思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2011年6月4日
- 読了日 : 2011年6月4日
- 本棚登録日 : 2011年5月8日
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