作家の山田詠美がエッセイの中でこの本について言及していたので、買ってみました。
同世代の友人しかいないと、年をとったときに「話の中心は、病気の話と若いころの話のループになっていき、若い世代と接触のないまま、彼らを批判して終わったりする。」というところにギクリ。
こうはなりたくないなぁ。
親戚で集まると「若い子と接点を持っている」という感覚になるんでしょうけど、そこで自分の話ばかりして会話しているつもりになってるものの、若い人に質問したり、若い人の話を聞いてみたいという雰囲気のないシニアが多いなぁと。
リアル承認欲求を求める自分中心のトークが多かったりして。
自分への戒めになる一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月11日
- 読了日 : 2023年12月18日
- 本棚登録日 : 2021年4月11日
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