単純な通史ではなくモロトフの立場からロシア近代史はどう評価しうるのか。といった視点で記述がされていると思う。ただ、いかんせん、スターリンの時代から第二次世界大戦後をモロトフの目線で見ることはとてつもなく無理を生じる。読み進める中で、革命期の活動家がその後何を発言しうるのか、という点が面白かった。はっきり言えば、時代錯誤である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年12月21日
- 読了日 : 2017年12月21日
- 本棚登録日 : 2017年3月4日
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