中村天風の生きる手本: 世界でいちばん価値ある「贈り物」 (知的生きかた文庫 う 9-1)

  • 三笠書房 (2007年2月20日発売)
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本棚登録 : 242
感想 : 20
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作家宇野千代の十七、八年間一行もかけていないと言う衝撃的な告白から始まります。そして、中村天風の「人間は何事も自分の考えた通りになる」という言葉で、宇野千代は作家として蘇った。中村天風の2度も死にかけた、スパイとして、求道者として過ごした濃密な経験から紡ぎ出される言葉に、とても前向きな(積極的な)活力が貰えます。
江戸っ子気質のさっぱりとした、歯に絹着せぬ話しぶりも、ライブ感そのままに表現されています。軍事探偵とし、加藤清正よりも人を殺めたという件は、なかなか衝撃でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年8月14日
読了日 : 2021年8月14日
本棚登録日 : 2021年8月14日

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