邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season6 (ホーム社書籍扱コミックス)

著者 :
  • ホーム社 (2021年9月24日発売)
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感想 : 13
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コロナと映画業界。
邦画・洋画その他問わず公開延期が相次ぎ、一時は映画館も休業を余儀無くされ、新たな作品の制作・撮影なども休止したりと影響は広範に及び、映画を題材にしているこの漫画も当然打撃を蒙った。

…と、不穏な幕開けだったseason6だが邦キチは至って通常運転、一発目から『ネズラ1964』という強烈な作品で大いに笑わせてもらった。

このseasonは26年に渡りエヴァによって人生を左右されたと言っても過言ではない江波と中峠、元エヴァ研OBのふたりの人生補完がメイン。
おめでとう!
旧劇冒頭の「最低」なシンジ君については一切触れられなかったな。

あとは何と言っても9本目『虫が演じるシェイクスピア ロミオとジュリエット』だろうか。今までになく一際狂気を感じる。同時上映作『ダンサー・イン・ザ・シャーク』もタイトルから既に不穏さがダダ漏れ。鮫か…。

ヤンヤンは素足に上履き履くタイプなのか。インド映画はまだまだ金脈が眠っていそうだな。


1刷
2021.10.17

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月17日
読了日 : 2021年10月16日
本棚登録日 : 2021年10月17日

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