シリーズ3作目
前作の終盤に和泉沢からの告白があって、その後から
和泉沢との関係を一歩進めるのか、忍者に戻るのか、それとも?な選択肢の中で陽菜子が下した決断は……
前作同様に、柳がまたIMEにちょっかいをかけてくる
今回はアフリカのODA関連の情報
海外との交渉ということで、外務省の人間も当然関わってくるわけで……
惣真の厳しさの理由
罵倒して否定しながらも陽菜子に関わる理由
前作で穂乃香の想いを知ったが故に、陽菜子が和泉沢を選んで里とは関係のない生き方を後押しする姿にちょっと裏がある事を感じるものの
陽菜子に幸せになってもらいたい気持ちは本物なんだと思う
大河内の来歴は陸軍の中野学校でしたか
確かにそれなら色々と納得ができる
塚本に関しては、1巻の終わりの描写があるので容易に想像できる
ただ、柳の思惑というか、理念というかはちょっと思っていたものと違った
弱点があってもそれを活かす上司や組織はいいよなぁー
それに比べて、里の考えは……
と思っちゃうけど、それでも惣真は惣真で考えているようで何より
冒頭で陽菜子に選択を迫るところから始まるわけだけど
まぁ、2択を突きつけられて3つ目の選択肢を作り出すのは定番なので予想通りと言えばそう
予想外なのは惣真の反応かな
忍びを捨てて和泉沢と共に生きるというのも陽菜子にはもうできない選択
和泉沢とようやく両想いである事を認識できたのに、別れを告げる構図は悲しい
陽菜子が守りたいモノは、会社の理念であり、和泉沢であり、穂乃香や惣真でもある
しかし、和泉沢がこのまま諦めるとは思えないんだよなぁ
正体をバラす流れか?とも思ったけど、何のために皆を守る選択を決意したのかを考えるとない選択肢でしょうね
柳の理念もそう悪いものでもないし、続きが気になっちゃうなぁ
- 感想投稿日 : 2022年11月8日
- 読了日 : 2022年10月20日
- 本棚登録日 : 2022年11月8日
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